今年も山火事の季節がやってきた
カリフォルニアは夏から秋にかけて山火事による大気汚染に襲われます。今年もその季節がやってきたようです。
現在の大気汚染の状況を確認できるWebサイトがいくつか存在します。
Real-time air quality map | PurpleAir
赤色は大気がかなり汚れていることを表し、健康被害の可能性があるので外出を控えたほうがいいと言われます。
このような状態が何日も続き、窓も開けずに空気清浄機をつけて家に引きこもっていました。家の中の空気が淀むのか、二酸化炭素が充満するのか、頭もあまり働かなくなり、今日は特に仕事が捗りませんでした。
夕方になってようやく空気の汚さが多少ましになってきたので久々に窓を開け、散歩もしてきました。頭がだいぶすっきりしたので明日はいい仕事ができそうです。
昨年は特に大気汚染被害が酷く、しかも気温が高いときに発生したため――といいますか、気温が高いからこそ山火事が起きやすいのですが――とてもつらい思いをしました。猛暑の中窓を閉め切って何週間も耐え忍んだことを今でも覚えています。
車を持っておらず、空気が悪い中買い物にも行くこともできないため食料も尽きかけました。Safewayの配達サービスを使ってなんとか食べ物を確保していました。とても助かりましたが不満点もあり、機会があれば今度それについて書きたいです。
念のためにクーラーを買っておいたのですが、アパートの備え付けではなく窓に排気口を装着する類のもので、アパートの窓の都合上どうしても隙間ができるためあまり使う気になれませんでした。
そのため最初のうちは家の中の廊下側に暖気を排出させてみていました。はじめは少しは冷えるのですが、家の中全体に暖気がたまり却ってひどいことになってしまいました。
大気汚染も猛暑も止まる気配がなかったので、最終的には隙間から外の空気が入ってくることに目を瞑ってクーラーを普通に設置して使いました。どうせアメリカの家は隙間だらけなのです。その後は快適になり、最初から普通に使えばよかったと後悔したものでした。
今年の大気汚染は今後どうなるでしょうか。このまま収まってくれることを願います。